融資のジツワvol.6番外編銀行格付を意識しない決算書は会社のリスク?!

お金を増やす経営
2021.06.07

今回は、融資のジツワ番外編。「銀行格付」について。

これまで、赤字になると銀行格付が下がる!
銀行格付が下がると融資の条件が厳しくなる!
など、銀行格付の重要性について語ってきましたが、
じゃ、一体、「銀行格付」って何?というお話。

銀行格付とは、銀行が企業を評価するスコア表のようなもの。
小さな会社だから、個人事業主だから、創業したばかりだから関係ない、
どうせ格付なんて銀行が決めることだから何もできないと、流されるままではだめ。
すべての事業者は格付されていると考えて、今すぐ対策を!

銀行は決算書の内容を見て格付を決める。
格付の結果しだいで、あなたの会社に融資をするかしないか、
どのくらいの金利で融資するのかを決める。
だからこそ、融資を受けるなら、銀行格付のしくみを知っておくことが大事。
銀行格付を意識した決算書にすることで、融資金利が2.7%から0.5%になった会社もある。
銀行格付のしくみを知らずに作る決算書は、会社にとってリスクになりかねない。

金融庁は決算書だけでなく、成長性などを含めて事業性評価で融資を判断するように銀行に指導しているが、実は銀行格付があるのは、とても良いことだと私は思う。
銀行格付とは、いわば銀行との共通言語。

自己資本比率や流動比率、売上高など、一つずつどのような基準になったら何点になるなど、どうすれば良いか目標が見える。
社長とともに「決算書を作りましょう!」となったとき、基準となるのが銀行格付。
それぞれの銀行がどんなルールで点数をつけているか細かくは開示されてはいないが「スコアリングシート」や「スコアリングモデル」など一般に公表されている目安がある。

赤字になったらだめ!じゃ、どうすればいいの?
自己資本比率が低い!じゃ、どうすればいいの?
何も、調整せずにそのまま決算書を提出していては損するばかり。
大切なのは、決算の前に策を講じること。
あなたの会社のために、できることはたくさんあるはず。

銀行は決算書のどこを見ているのか?
銀行格付を上げるためにどうすればいいのか?
詳しくは「財務諸表のミカタ」のアニメーションでご紹介しています。
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